【新卒で美容看護師になりたい方へ向け】内定を取るためのステップ5

病棟勤務が辛く転職を検討している人も多いかもしれません。

しかし、看護師は看護師歴がなければ転職できないという噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか？

看護師の転職先の1つとして人気な美容看護師。

私は実際に美容クリニック面接官として看護師の面接を行っており、その中で新卒の方の面接を対応したこともあります。

その際に不足だと感じた部分や、有利になり得る条件をまとめ、この記事にまとめました。

他にも面接で質問していた内容や観察していたポイントも含めているので、美容看護師を目指している人はぜひ参考にしてください。

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新卒の方がすべきこと

新卒の方がすべきことは以下の通りです。

どちらかもしくは両方を満たすことで内定率が変わる場合もあるので、可能な範囲で取り組みましょう。

看護師歴を増やす

まず1つ目、新卒の方は看護師歴や経験を増やすことが大切です。

その理由は、美容クリニックでは医療を提供しており、その経験や知識が重宝されるからです。

看護師の経験が増えることで看護師としての働く選択肢が増える

美容看護師をやってみて合わなかった場合に、すぐに転職ができるという救済処置が取れます。

なので一度病院へ入職し、転職するという流れがおすすめになります。

しかし、労働環境や人間関係で1年以上勤務の継続が難しい場合もあるでしょう。

その場合の対策は2つあります。

なので違う病院での看護師歴を増やす、美容看護師になるために対策を徹底することが大切です。

資格もしくは強みを持つ

資格または、強みを持つことが新卒の方には必要になります。

看護歴の代わりになり得るものがおすすめです。

資格を取ることで周囲との差別化となります。

特にアートメイクの技術を持っているとアートメイククリニックでの採用率は上がるでしょう。

しかし、資格習得には費用と時間がかかります。

他にも意外な強みがフォロワーの数です。

美容看護師のYouTuberやインスタグラマーなども増えてきました。

フォロワーが多いことは宣伝効果につながるため、美容クリニック側のメリットにつながり、看護師歴が浅い方の強い武器となるでしょう。

1つ大きな資格や強みを身につけることで看護師歴があるライバルと戦えます。

資格について気になる方は下記の記事も合わせて読んでみてください。

内定を取るためのステップ

内定を取るためのステップは以下の通りです。

目標設定とキャリアプランの作成

まずは美容看護師として活動していくための目標設定とキャリアプランの作成を行いましょう。

上記の内容を決めて優先順位をつけましょう。

基準軸となる方針を決めることで後悔しないクリニック選びにつながります。

頭を整理しやすくするためにノートや携帯やパソコンのメモ帳機能を活用しましょう。

転職エージェントに登録

次に転職エージェントに登録しましょう。

転職エージェントは無料で活用でき、転職や就職のサポートをしてくれます。

転職エージェントは美容クリニックから報酬を得るため、利用者からは利用料金をもらいません。

私が実際に活用した転職エージェントも2つ紹介します。

私の転職スキルはこの2つから学びました。

2〜3社ほど転職エージェントに登録しておくと情報が網羅できる

新卒の方は徹底的な対策が必要なので、無料で転職や就職スキルを身につけましょう。

美容クリニックを調べる

転職エージェントでも教えてもらえますが、自分自身でも美容クリニックを調べましょう。

様々な情報を得ていくうちに目標や優先順位が変わることもあります。

美容クリニックと言っても複数の種類があります。

その中で1番適しており、向いていると思うクリニックを選択しましょう。

また、募集要項もしっかりと見ておく必要があります。

最初に立てた目標と照らし合わせてチェックしていきましょうね。

面接対策をする

次に面接対策です。

面接が苦手と思う看護師さんも多いのではないでしょうか。

しかし、美容クリニックの面接は甘くありません。

募集している枠が病院に比べて少ないのにも関わらず、応募する人数はかなり多いからです。

そのため、優秀な人や経験者が優遇されやすくなっています。

美容クリニックでの面接対策は必須です。

面接は練習すればするほど差が出ます。

転職エージェントにて希望する美容クリニックで過去に出た質問内容や、よくある質問内容を教えてもらえることがあります。

そこで内容をあらかじめ考えておきましょう。

全て覚えようとしてはダメ！

質問内容や返答内容を丸暗記してしまうのは避けておくのが吉です。

理由は、緊張して内容が飛んでしまうと頭が真っ白になり、質問に答えられないからです。

そのため、伝えたいワードだけを覚えて後はうまくアレンジしましょう。

自信をつけるには練習あるのみです。

転職エージェントで過去に受けた質問がもらえなかった方は私が面接官の時に使用していた質問集を無料で配っているのでぜひインスタグラムもチェックしてみてください。

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そしてその質問集に対する回答例も合わせて見て繰り返し練習しましょう！

応募しまくる

美容クリニックは1つのクリニックへ応募するだけでは難しいので、複数応募しましょう。

気になる美容クリニックを情報収集して、複数のクリニックをピックアップしておくことが大切です。

ピックアップしたクリニックの中でも優先順位を決めておきましょう。

優先順位の低いクリニックから面接をしていくことがおすすめ

その理由は、1番優先順位の高いクリニックの面接までに、面接の雰囲気に慣れることができ、自然な受け答えができるからです。

面接にはある程度慣れも必要なので、3〜5社ほどはまとめて受ける意識で問題ないと言えるでしょう。

第一志望に受からない方へ裏技2つ

複数社受ける中で、第一志望に受からない場合もあると思います。

そんな方への裏技は以下の2つです。

希望する美容クリニックで働けるように次の裏技をぜひ検討してみてください。

受かったところで1年以上働いてから再チャレンジする

第一志望のクリニックに内定落ちしてしまい、他のクリニックで受かった場合、受かったところで1年以上働いてから再チャレンジすることがおすすめです。

その理由は、未経験ではなく美容看護師経験がある状態なので、即戦力になり希望のクリニックでの採用率が上がるからです。

一度内定落ちしてしまうと、再応募に1年間期間を要するクリニックもある

クリニックごとに手技や扱える機械、メニューが異なりますが、介助や動作などの根本的な基礎が同じであることが多いです。

複数のクリニックにチャレンジする中で、希望しているクリニックに受からずに他のクリニックで内定をもらえることもあるでしょう。

その際は一度冷静になり、来たるべき日に備えておくことも検討してみるのも1つの手段です。

応募のタイミングを考慮する

次に応募のタイミングを考慮しましょう。

転職時期として多いのが年明け1月から3月にかけてです。

その時期は転職希望者が多く、中には美容看護師歴を持つ人もいます。

未経験者や新卒の方は時期をズラすのをおすすめしています。

なぜなら、私が7月、8月に受けた美容クリニックでは全て内定がもらえて選べる立場になったからです。

もしかしたら、春から働き出した人が合わないと感じて辞めてしまうことにより、空席ができるのではないかと考察しています。

夏に就職活動をしているライバルも少ないので、チャンスであると言えるでしょう。

問題としては、常に応募できるわけではないので、募集状況を随時確認する必要があります。

新卒で入社したら注意してほしいこと

ここからは新卒で美容クリニックへ入社した場合に注意してほしいことを紹介します。

知っていてほしい内容は以下の通りです。

入社すれば終了ではありません。

美容看護師としてのスキルを身につけたり、今後の看護師人生のためにキャリアを積んでいく必要があります。

注意点も踏まえて応募しましょう。

率先して業務や練習を行う

新人美容看護師として働き始めた場合、率先して業務や練習を行いましょう。

美容クリニックでの業務は看護学校や看護実習ではしたことがない手技や知識が多くあります。

入職してから初めてのことも多く戸惑うこともあるでしょう。

その戸惑いを無くす方法は、練習と経験です。

他にも座学やテストもあるので、患者様に提供できるよう技術を磨いていく必要があります。

新人でわからないことが多いからといって動かないのはNGです。

率先して技術の習得を目指しましょう。

診療メニューを覚える

診療メニューを覚えて内容を把握しておくことも大切です。

メニューを覚えていることでのメリットは以下の通りです。

制服を身に纏えば立派なスタッフなので、クリニック内でわからないことを少なくしておくことは重要になります。

診療メニューはホームページやSNSに記載されているので、わからないメニューがないよう自宅でも勉強を進めましょう。

整理整頓や掃除は率先して

美容クリニックには掃除をするスタッフは基本的にいないため、整理整頓や掃除は率先して行いましょう。

指示やお願いをせずに働きやすい環境を作れるスタッフは重宝されます。

上司は細かいところまで見ています。

気配り上手なスタッフを目指しましょう。

病院に戻りにくい場合もある

美容看護師になると病院へ転職が難しい場合もあります。

昔より少なくなりましたが、美容看護師や美容クリニックに偏見を持つ人がいるのも事実です。

その結果、病院への転職が困難になる可能性があることも視野に入れておく必要があります。

また、一度美容看護師になることで病院の面接にて、なぜ美容看護師になったのかを聞かれる場面もあるそうです。

しかし、これはあくまでも可能性の話で、病院へ転職できるかは努力次第だと私は思っています。

なぜなら、実際に私の後輩で美容看護師から病院への転職に成功しているスタッフが複数人いるからです。

病院のスタッフに戻りたいと思えば、戻れることを私は知っています。

病院に戻りにくくなる可能性があるということを知っているのと知っていないとでは、気合いの入れ方も異なると思うのでぜひ頭の片隅に入れていてください。

よくある質問

新卒で美容看護師になりたい方や看護学生さんからインスタグラムにてDMをいただきます。

その中でもよくある質問を紹介します。

新卒を募集しているクリニックの求人情報を教えてください

新卒を募集している美容クリニックは多くありますよ。

募集要項でチェックすること

• 新卒や未経験可能かの記載
• 看護師歴の有無
• 募集可能な人の詳細

基本的に募集要項に記載されているので情報収集を行い、応募しましょう。

美容看護師になるには専門学校や大学など卒業先は関係ありますか

美容看護師に学歴や卒業先は関係ありません。

看護師免許もしくは准看護師免許があれば問題ないです。

実際に働いているスタッフが専門学校卒なのか大学卒なのかは知らずに一緒に働いていることがほとんどです。

美容看護師を目指すのであれば、卒業先はあまり気にしなくても問題ないですよ。

• アクセス
• 口コミ
• 免許取得率
• 卒業率

様々な情報を元に、学校や学部を選んでくださいね。

ちなみに私は看護専門学校を卒業しています。

新卒看護師の給料の相場を教えてください

新卒看護師の給料相場は他の看護師と大きく変わらない傾向にあります。

基本的に全スタッフ3ヶ月から6ヶ月は有期雇用で研修期間となります。

その期間の基本給は低めに設定されていることがほとんどです。

稀にクリニックの方針で看護歴や卒業先が優遇されることもあるので募集要項をしっかりとチェックしましょう。

まとめ

今回は新卒の方に向けて、美容看護師になるまでのステップや内定獲得のために経験から基づいて裏技を紹介しました。

美容クリニックの倍率はとても高く、簡単ではありません。

しっかりとした対策が必要です。

新卒の方は経験もしくは強みを身につけ、転職エージェントを利用して転職スキルをつけることで自信につながるでしょう。

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参考になれば幸いです。

美容業界を一緒に盛り上げていきましょう！