美容看護師になりたいけど、私にもできるか自信がない…
美容看護師になってみたいけど、実際に自分自身に合った職業なのか
不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
私は美容看護師を志しましたが、3回の内定落ちを経験しました。
その後晴れて美容看護師となり、最終的には看護師の管理職となった私が、美容看護師に向いている人と向いていない人の特徴をそれぞれ紹介します。
この記事を読むことで看護師転職の情報収集や面接対策の手助けになるでしょう。
また、自分に向いているかを事前に知っておくことは、入職後のギャップを解消し、長く務めることが可能です。
美容看護師という働き方が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください!
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美容看護師とは美容クリニックで働く看護師のこと
そもそも美容看護師とは、美容クリニックで働く看護師のことを指します。
美容クリニックにも複数の種類があり、美容看護師が活躍できる職場は以下の通りです。
- 美容外科クリニック
- 美容皮膚科クリニック
- アートメイククリニック
- 医療脱毛クリニック
提供する施術はクリニックでそれぞれですが、全ての業務は医師の指示の下、行います。
仕事内容を紹介!
美容看護師の主な仕事は以下の通りです。
- 美容外科の清潔介助
- 医療機器を用いたスキン施術
- アートメイク施術
- 点滴、採血
- カウンセリング
- 術後説明
- 在庫管理
クリニックの業務内容でばらつきはあるものの、病棟看護師時代ではしたことがない業務ばかりです。
施術だけでなく、クリニック運営や集客など様々なことを覚えなければいけません。
施術を体得するまでには少し時間がかかりますが、先輩方が丁寧に教えてくれます。
初めてのことで不安になりますが、みんなが通る道なので、問題ありません。
私の経験上、一人前の美容看護師になるまでは半年間あれば可能です。
美容看護師に向いている人の特徴5選
美容看護師に向いている人の特徴を紹介します。
- 美容が好き
- 人と話すことが好き
- 敬語が使える
- 愛嬌がある
- 給料を上げたい人
この特徴に当てはまっている方は、美容看護師に向いているかもしれません!
仕事は人生の半分以上関わってくるので、ぜひストレスフリーな仕事選びのために情報収集から始めてみましょう◎
美容が好き
美容クリニックでは美容の話が飛び交っています。
患者様だけでなく、スタッフも美容好きが多いです。
好きこそ物の上手なれという言葉があるように、好きで楽しみながら業務をすると覚えも良くなり、充実するでしょう。
好きなことなら覚えるのも苦痛に感じないね
美容クリニックでは、美容に関する知識が増えれば増えるほど良いです。
- 美容効果
- ドクターコスメ
- スキン施術の説明
上記の内容を知っておくことで患者様との会話の幅が広がり、信頼感や安心感に繋がります。
美容好きは美容看護師に向いている要素の1つです。
人と話すことが好き
コミュニケーション好きも向いていると言えるでしょう。
美容クリニックは自由診療なので、経営のためにリピーターは必要です。
いい接客をしていないと、経営困難に陥ります。
そのため、コミュニケーションスキルの1つとして人と話すことに苦痛を感じないことが大切です。
病棟時代の経験で話すのは慣れているよ!
他にも、美容看護師の業務の1つにカウンセリングがあります。
カウンセリングでは患者様の悩みに寄り添い、金額や結果の希望に合った施術の提案を行います。
人と話すことが好き、苦痛を感じない方は向いていると言えるでしょう。
敬語が使える
敬語が使える方も向いています。
もしくは敬語を正しく使う意識を持っている人は向いていると言えます。
私自身、看護師時代はタメ口混じりの敬語しか話せませんでしたが、
美容看護師になってから正しく使えるようになりました。
美容クリニックで敬語を身につける方法は以下の通りです。
- マニュアル
- 先輩からの指導
- 敬語テスト
なかなか敬語を習う機会はないので、これを機に敬語スキルを身につけたいと考えている人にもおすすめです。
看護師時代にできていなかったから教えてもらえるのはありがたい!
愛嬌がある
愛嬌があり、笑顔が自然な方も向いています。
愛嬌がある方は患者様と打ち解けやすく、質問もしやすいので不安の軽減や疑問の解決が可能です。
愛嬌がある人の特徴は以下になります。
- 笑顔が自然
- 相槌をする
- 挨拶をする
ほとんどの人が当てはまるのではないでしょうか?
これなら私にもできそう!
笑顔で話を聞く、会話を楽しむ意識があれば問題ありません。
給料を上げたい人
美容クリニックは自由診療なので、病院で働く看護師よりも給料水準が高い傾向にあります。
看護師の働き方で給料を上げたいと思っている方も向いていると言えるでしょう。
日勤だけで高所得なのは魅力的なポイントの1つですよね。
基本給が高いだけでなく、ボーナスも豊富です。
- 売上目標を達成すると発生するプチボーナスのインセンティブ
- 3〜4ヶ月に1度もらえる短期業績手当
- 年に2回もらえるボーナス
クリニックの募集要項や方針にもよりますが、給料UPするための方法は複数あります。
私自身、給料改定や役職手当も合わさり、年収は1.5倍まで上がりました!
もちろんノルマがないクリニックがほとんどです。
売上目標の達成はスタッフ全員で力を合わせて行います。
給料が上がることで生活水準も上がるため、
私の場合、貯金はできませんでしたが…
給料を上げたいと考えている人には向いている働き方と言えます。
美容看護師に向いていない人の特徴2選
逆に美容看護師に向いていない人の特徴を2つ紹介します。
- 美容に興味がない
- 接客業が嫌い
これらの特徴に当てはまる方は美容看護師になるのを懸念した方がいいかもしれません。
一度入職してすぐに退職すると、忍耐力がない、もしくは問題を起こしたと思われてしまい、次の転職に不利になる場合もあります。
情報収集を事前に行い、理想と現実のギャップを埋めていきましょう。
美容に興味がない
美容に興味が全くない方は美容看護師になるのを一度考え直した方が良いです。
その理由は、業務や会話のほとんどが美容になるからです。
美容が好きでない方にとって苦痛の時間が続くことになるでしょう。
好きでないことを覚えるのも苦痛ですし、時間がかかります。
- メイクやパック
- 美容整形
- 美容皮膚
- アートメイク
きっかけは何でも構いません。
美容に少しでも興味がある方が対象となり、長く働く環境が整っています。
最新美容整形や老けないための方法とかは興味あるかも
接客業が嫌い
接客業が嫌いな方も検討が必要です。
接客業が苦手なのであれば、ポイントを伝えて練習すれば問題ありませんが、嫌いとなると難しいかもしれません。
気持ちの良い接客は、来院数や口コミの質を高めるので必要です。
マニュアルも読みたくない、人と関わりたくないという方でなければ問題ありません。
基本的に美容クリニックでは、敬語やマナー、ご案内方法などマニュアル化されています。
それを遵守できるのであれば働けるので構えすぎなくても良いですよ。
ルールがあるなら安心だね
美容クリニックで働くやりがい3つ!
美容クリニックで働くやりがいは3つあります。
- 人が喜ぶ機会に直面できる
- 美容知識が豊富になる
- 働きながら綺麗になれる
メリットがなければ継続して働けません。
美容看護師に向いている特徴にプラスして、今から紹介するやりがいに興味があれば挑戦してみるのも1つです。
人が喜ぶ機会に直面できる
美容クリニックはコンプレックスを無くしたり、チャーミングポイントを伸ばしたりするお手伝いを行います。
ダウンタイムを要する施術もありますが、施術後に喜んで帰られる方がほとんどです。
感動で泣いてしまう方もいます。
美容看護師をしていて楽しい瞬間の1つが
患者様が笑顔になられた瞬間です。
人が喜ぶ機会に直面できるのもなかなかないのでやりがいと言えるでしょう。
不安を解消しようと話している内に仲良くなれる瞬間も嬉しいです。
美容知識が豊富になる
美容クリニックで働くと美容知識が豊富になります。
- シミの原因や対策がわかる
- 医療脱毛の原理
- 美容整形の機序
様々な知識が身につき、詳しくなれますよ。
また、スタッフも美容好きが多いので、最新の美容情報や施術効果も知れる点もメリットです。
老け顔防止のためのアンチエイジング対策は20代、30代から始めることが大切なので、美容知識があるとないとでは将来的に大きく異なるでしょう。
患者様だけではなく、自分のためにもなるね
働きながら綺麗になれる
美容クリニックでは働きながら綺麗になります。
その理由は、スタッフ施術で無料もしくはお得に施術が受けられるからです。
美容スタッフの福利厚生と言えますね。
- 美容施術の割引
- 医師の練習
- スタッフの練習
- クリニック独自のポイント制度
通常価格より安く受けられる制度が整っています。
美容整形のハードルがかなり下がることになるでしょう。
美容看護師を目指す上での注意点
美容看護師を目指す上で注意しなければいけないことが3つあります。
- 病棟に戻りにくい場合がある
- 看護スキルや知識が落ちる
- 倍率が高く転職が難しい
それぞれ紹介していきます。
病棟に戻りにくい場合がある
美容看護師になると病棟に戻りにくくなる場合があります。
病院の採用側として、継続して病棟看護師をしている人と美容看護師経験がある人だと前者を採用する可能性が高いでしょう。
美容看護師であることにマイナスなイメージを抱く人がいるのも事実です。
ですが、私の後輩で美容看護師から病棟看護師に戻っているスタッフも多いので、心配しすぎなくてもいいかもしれません。
美容看護師への偏見は少しずつ減ってきているのかもしれませんね。
美容看護師には、
年齢制限もあるので優先したい職業を決めておくのが良いでしょう。
看護スキルや知識が落ちる
美容クリニックでは病院で提供していた看護技術はあまり使いません。
採血や点滴の頻度も1日に1回程度です。
看護スキルの頻度が落ちるので看護スキルや知識が落ちてしまいます。
対策としては、工夫して意識を変えることが大切です。
例えば、点滴処置があれば積極的に行ったり、定期的に薬や救急処置の勉強会を開いたりと工夫する点は多くあります。
病棟に戻る可能性がある方は、忘れないための工夫を行いましょう。
意識するとしないとでは大きく変わりそうだね
倍率が高く転職が難しい
美容看護師は転職先として人気なので倍率が高いです。
その理由は複数あります。
- 日勤のみ
- 給料が高い
- 年齢制限がある
看護師の資格があるからと言って、内定がもらえる訳ではないです。
油断してはいけません。
看護師は手に職があるから安心、安定だと思っていたのに!?
私自身、転職時期の3〜4月は経験者が多く、全て落ちてしまいました。
その経験から対策を行い、時期を変えることで全て内定を貰えて、選べる立場になりました。
対策しなければ落ちてしまうことがほとんどです。
まとめ
看護師の働き方の1つである美容看護師の業務には向き不向きがあることがわかりました。
この記事を読んでやってみたい、できそうかもしれないという思いが大切です。
できそうなものばかりだったけど、対策はしっかりしないとね!
美容看護師には年齢制限もあるので優先順位を明確にして、チャレンジしましょう。
転職が初めてという方は、私も活用した転職エージェントに相談することから始めることがおすすめです。
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美容看護師仲間が増えれば嬉しいです!
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